国土交通省が、超小型モビリティ導入に向けたガイドラインを発表した。
~新しいモビリティの開発・活用を通じた新たな社会生活の実現に向けて~
現在の問題意識として
・都市部での交通渋滞
・車両での移動距離が10km以下、乗務は2名以下
・都市中心部でのアクセスの悪さ、回遊のし難さ(駐車場の不足等)
・公共交通のサービスの低下(路線バスの減便)
・日本全体でのCO2排出の2割は輸送部門、その半分が乗用車
・都市におけるインフラの維持管理・更新投資に必要な費用が増加
こういった問題解決策として、超小型モビリティが提案された。
このガイドラインに先立って実験があり、福岡でもアイランドシティで実施された。
超小型モビリティカーシェアリング
実証実験での意見
・商店街に以前から買物で行ってみたかったが乗用車で行きづらいところであったため、今回の超小型モビリティで行ってみた。狭い道もスムーズに走れた。専用駐車場もあり、今後も利用したい。
・最寄駅に専用駐車場があると、超小型モビリティを駅前に停車させて、列車に乗り都心部への買い物等に利用できる。
・最寄駅等に専用の駐車場があると、利用しやすい。
・最寄駅までの移動手段として使うと、都心部まで自家用車で行く必要がなくなる。
この意見、全部納得ですね。
この実験に使われた ミリューRの動画をご覧あれ。
気になる価格は100万円位。
Q&Aがありました。
◆原付四輪電気自動車ミリュー よくあるご質問
【免許・税金・保険は?】
●免許はどういう免許?
普通免許、ミニカー限定免許、A/T限定免許、または 360cc限定免許が必要です。
●車検は、車庫証明は?
車検、車庫証明は有りません。
●税金は?
年間の自動車税が\2,500円です。重量税、取得税はいりません。
●保険は?
自賠責等の保険は原付用が適用されます。
また、任意保険は、ファミリーバイク特約に入れます。
●駐車違反になる?
なります。
●二人乗りは?
出来ません。違反になります。
●高速道路は走れる?
走れません。
【走りは?】
●スピードは?
ミニカーの制限速度は60Km/h(ミリューの最高速度は60Km/h)です。
●坂は?
20%の坂が上がれます。スーパー等の立体駐車場が楽に上がれます。
●何キロ位走れる?
(平均時速50Km/h走行) 55Km
(平均時速40Km/h走行) 65Km
●電気代は?
一回の充電で100円程度です。(夜間夜間電力の場合は25円程度です。)
→オール電化にするとこんなメリットもあります!お得~
【充電は?】
●充電にかかる時間は?
一晩です。(8~10時間略充電90%で5時間です。)
●充電はどこで出来る?
充電器は搭載しています。
プラグを引張り出して家庭用の100Vコンセントに差し込むだけです。
●電池交換はどれくらいですか?
交換は3年です。
一日の走行距離が35Km以下の場合は約4年が交換の目安です。
高性能EV専用電池の能力は、一充電 走行距離が
100%の時に、55Km×1=55Km
80%の時は、55Km×0.8=44Km
65%の時は、55Km×0.65=35.7Km
●電池交換の費用は?
工賃及び新旧電池の運賃込みで12万円です。
交換した電池は、松下電池(株)へ返送してリサイクルします。
●ミリューの走りがよいのは?
車体の軽量化、また使用しているバッテリーの価格は
自動車用シール型鉛バッテリーの2.5倍しますが、
松下電池(株)開発の国際規格EV専用高性能鉛バッテリーです。
また、モーターも電流消費の少ない省エネモーターを使用しています。
●ミリューは分類的に?
「ミニカー」(原動機付3,4輪自転車) というカテゴリーになります。
車両法上は「第一種原動機付き自転車」になります。
●ナンバー?
各市町村役場の税務課へ販売証明書を提出する。*青色ナンバー
●道路で運転する時(道交法上)は「自動車」になります。
●ヘルメット 不要。
●シートベルト 必要
(法規上は2点式でよいのですが、ミリューは安全を考えて3点式になっています。)
●2段階右折 不要。
大手自動車メーカーもモーターショーでコンセプトカーを発表しています。
我家ではRav4と日産マーチ。
私は今は遠方への高速道路での走行が中心となっているので、小型車は考えられませんが、リタイヤしたら、セカンドカーで欲しいですね。
この車のメーカータカオカ自動車工芸のホームページはこちら
http://www.takeoka-m.co.jp/index.html