2012年12月16日日曜日

日本とどう違うのか 米国の電子書籍生活  日本経済新聞の記事より

私にとって出先でiPadで読書(実はSoftBankのサービスのビューン:450円/月で週刊誌や情報誌40誌が読み放題)が楽しめる環境がデザリングにより完備しました。

気になったのが表記の日経の記事。
電子本の先進国のUSAの状況です。

先行しているアマゾンのキンドルの様な専用book端末での利用が多いと思っていました。
この写真を見て下さい。
年代別のデバイス利用です。

青少年がオレンジ色 30歳以上がグリーンです。
専用端末やタブレット利用は若者は少ない。収入の事情かな。

こんな記事があります。

調査組織のピュー・リサーチによると、電子書籍の読者でアマゾンの「Kindle(キンドル)」や書店チェーン大手であるバーンズ&ノーブルの「Nook(ヌーク)」など読書専用の電子書籍リーダーを好むのは、2012年4月時点では、半年前の72%から58%に下がったという。代わりにiPadを中心としたタブレット端末へ乗り換わり、そちらを読書用機器として好む人々が13%から24%へと増えた。タブレット端末がまだ限られていた時期の調査だから、今ならもっと多いはずである。

やはりUSAでもタブレットに移行しているのですね。

又こんな記事もあります。

電子書籍コンテンツの消費も伸びている。電子書籍の会議を開催しているパブリッシャー・ローンチが最近発表した数字によると、米国の大手出版社の国内での売り上げのうち、電子書籍が占める割合は今や30%にも届きそうな勢いだという。

日本の事情と違うのが以下の記事

電子書籍元年が来た日本とは違って、米国ではほとんどの新刊がハードカバーと電子書籍の両方で発売される。電子書籍は特に値段の安さが魅力だ。新刊のハードカバーが25ドルほどする一方で、同じ書籍の電子版は10ドルから13ドルほどに設定されているのが通常だ。2分の1以下の値段である。米国の電子書籍がいきなり離陸したのも、この安い価格によるところが大きい。

今の日本は本も電子本も価格が同じ。
日本の場合、本は出版社ではなく流通卸元が押さえています。
いわば規制緩和されていない。

この記事が今後を占っているのでは

30代をピークに幅広く分布する電子書籍ユーザー
過去1年間にどんなフォーマット(電子、紙、オーディオ)で本を読んだかを各年齢層に尋ねた調査の結果。電子書籍を読んでいる割合は30代が最も多い。(出典:Pew Research Center's Internet & american Life Reading Habits Survey。調査期間は2011年11月16日~12月21日、16歳以上の2986人を対象に実施)



今は紙が主体、電子本は安いので普及している。
そして決め手はオーディオブック。
これは紙には成り得ない。インターネットの世界で動画・ミュージック・3D・スライドショー等で構成され、友達とシェアする。
この場合、本が発売されないので従来の流通は不要。従って本も価格が下がる。

しかし、これが本? インテーネットのコンテンツと思いますが。

確実に言える事はブック用専用端末はもう時代遅れ。
安いから1~2年でバイバイであればそれは良いと思いますが・・・・




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